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 2011年の東京電力福島第1原発事故で帰還困難区域になった福島県浪江町の高瀬川渓谷が紅葉のピークを迎えた。色鮮やかに輝く阿武隈高原の景勝地に人影はなく、瀬音が響くだけ。地元で生まれ、豊かな自然を人一倍愛し、魅力発信に尽力していた桑原信一さん(70)と一緒にバリケードの中に立ち入り、渓谷の名所を巡っ
無人の高瀬川渓谷で紅葉を見つめる桑原信一さん。「避難指示が解除されたらまた遊歩道を整備したい」と願うが、除染や避難指示解除のめどは立っていない=福島県浪江町で2022年11月17日午後4時55分、尾崎修二撮影 拡大
無人の高瀬川渓谷で紅葉を見つめる桑原信一さん。「避難指示が解除されたらまた遊歩道を整備したい」と願うが、除染や避難指示解除のめどは立っていない=福島県浪江町で2022年11月17日午後4時55分、尾崎修二撮影

 2011年の東京電力福島第1原発事故で帰還困難区域になった福島県浪江町の高瀬川渓谷が紅葉のピークを迎えた。色鮮やかに輝く阿武隈高原の景勝地に人影はなく、瀬音が響くだけ。地元で生まれ、豊かな自然を人一倍愛し、魅力発信に尽力していた桑原信一さん(70)と一緒にバリケードの中に立ち入り、渓谷の名所を巡った。【尾崎修二】

 浪江町の伝統工芸「大堀相馬焼」の窯元があった大堀地区から立ち入り規制のゲートをくぐり、荒廃した数軒の商店を抜け渓谷沿いを走る県道に入った。「ここは随分きれいに色づいたなあ」。軽乗用車のハンドルを握る桑原さんが感嘆する。赤や黄に染まった木々から目線を岸壁の下に移すと、大小さまざまな奇岩を縫って高瀬川が流れていた。

震災前の高瀬川には、アユ釣りなど行楽客が多く訪れていた=桑原さん提供 拡大
震災前の高瀬川には、アユ釣りなど行楽客が多く訪れていた=桑原さん提供

 原発事故が起きる前、高瀬川渓谷は四季折々の美しい景観を魅力に渓流釣りや紅葉狩り、ハイキングなど行楽客でにぎわった。阿武隈高原中部県立自然公園内にあり、今も避難指示が続き、周辺の住民らは帰還することができない。

 桑原さんは祖父が築いた渓谷沿いの集落で生まれ育ち、浪江営林署や双葉郡の施設管理会社で働く傍ら、自然に親しんできた。マツタケ、ワサビ、イワナにウナギ……。山や川の幸を味わい、自宅の湧き水は検査機関から太鼓判を押されるほど良質だった。

クマザサをかきわけてようやく見られた名所の一つ「女滝(めたき)」=福島県浪江町で2022年11月17日午前11時33分、尾崎修二撮影 拡大
クマザサをかきわけてようやく見られた名所の一つ「女滝(めたき)」=福島県浪江町で2022年11月17日午前11時33分、尾崎修二撮影

 40歳ごろから川べりに降りる遊歩道や登山道の整備を始めた。次第に仲間も増え、渓谷上流の葛尾村や地元の住民でつくる「高瀬川・請戸川流域づくりの会」の会長として、名所を紹介するガイド作りや案内板の設置を進めた。退職を目前に控え、川を眺められる自宅の露天風呂も完成間近だった。そんな矢先に原発事故に見舞われ、妻や両親とともに避難を余儀なくされた。「早く帰りたい」と話していた両親は一度も一時帰宅できず、13年に相次いで病死した。「原発事故さえなかったら悠々自適に暮らしていたのに……」

 巨岩の上に立つ松の木や大小さまざまな滝、同町出身の作曲家・佐々木俊一の譜碑、詩人・大木惇夫が高瀬川をうたった詩碑など、車を降りては名所を巡った。渓谷の絶景は今も美しいが、遊歩道や登山道は背の高い草木だらけだった。「避難指示が解除されたら草を刈り払いたいんだけど……」。人影のない川べりで、桑原さんが悔しそうにつぶやく。小さな田んぼは雑木林と化し、点在する民家も草木に包まれひっそりと荒廃していた。

除染のめどなく

 県によると、高瀬川渓谷のある阿武隈高原中部県立自然公園のうち、浪江町内の約2000ヘクタールはほとんどが帰還困難区域だ。政府は除染を集中的に進める「特定復興再生拠点区域」から外れたエリアについて、29年までに帰還希望者の自宅や道路、農地などに限って除染する方針を掲げており、県自然保護課も「国に特別な除染などの対応は求めていない」と説明する。道路沿いの放射線量を下げる目的の「キワ(際)除染」の一環で、一部が除染される可能性はあるが、登山道や遊歩道が面的に除染され、避難指示が解除されるめどは立っていない。

見ごろを迎えた高瀬川渓谷の紅葉。人影も行き交う車もなく、瀬音だけが響いていた=福島県浪江町で2022年11月17日午後0時41分、尾崎修二撮影 拡大
見ごろを迎えた高瀬川渓谷の紅葉。人影も行き交う車もなく、瀬音だけが響いていた=福島県浪江町で2022年11月17日午後0時41分、尾崎修二撮影

 桑原さんは今、避難先に構えた同県本宮市の自宅から月1回ペースで浪江町に残る家に一時帰宅を重ね、庭先や一部の遊歩道を自主的に手入れする。母屋や農地など自分の土地は除染してもらう意向だが、「再び人を呼べるよう、高瀬川渓谷の遊歩道などもきちんと除染してほしい」と訴える。

道の駅で写真展

 浪江町の一般社団法人「まちづくりなみえ」は高瀬川渓谷の四季ごとの写真展を開催しており、「秋」は12月15日まで道の駅なみえのギャラリーで開催中。桑原さんら地元の4人が来場者と一緒に渓谷の魅力を語るトークイベントもある。12月4日午前10時半~正午、道の駅の会議室で。無料・要予約。問い合わせは担当の引地さん(080・9628・6714)。

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